月別アーカイブ: 2026年1月

第26回訪問介護雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社陽葵、更新担当の中西です。

 

 

“短時間×多拠点”時代の最適化 ⏱️

 

訪問介護の運営は移動時間と突発対応との戦い。地理クラスタリング×バッファ×標準時間で“詰め込みすぎない最適化”を実装します。キャンセル・延長・緊急の揺らぎを仕組みで吸収して、現場の体力を守りましょう。🗺️

 

1|地理クラスタリング:地図が最強の運用ツール
• 半径運用:事業所からの半径で色分け、15分圏/30分圏を可視化。
• ブロック制:エリアをA/B/Cに分け、担当固定で関係性と効率を両立。
• 移動導線:一方通行・踏切・渋滞ポイントを経験知で地図に。🗺️

 

2|標準時間とバッファ:詰め込まない勇気
• 標準時間:入浴60分、生活援助45分など実績から決める。
• バッファ:1件あたり+10〜15分、午前/午後に予備枠を1本。
• 遅延の見える化:開始時刻±10分を黄色、±20分を赤でアラート。⏰

 

3|キャンセル・延長・緊急のハンドリング
• キャンセル:前日18時締め→予備枠へスライド。頻発宅は原因分析。
• 延長:基準を明文化(例:体調不良・緊急清掃)。延長の代わりに内容調整を提案。
• 緊急:緊急担当枠を持ち回りで。119/看護の判断基準を“壁貼り”。🚑

 

4|人員配置:スキルマトリクスで穴を塞ぐ
• スキル表に認知症・入浴・排泄・看取りなどの得意分野を可視化。
• 同行ペア:新人は同一ブロックで固定。短時間×多件で経験を積む。
• ヘルプ網:休職・欠勤時の代替名簿を常備。📇

 

5|連絡と情報更新:1日2回の“同期”
• 朝会:今日のリスク(発熱/転倒/看取り)と地図の渋滞予報を共有。
• 夕会:ヒヤリ・成功事例を3行で。明日の穴を埋める。🧩

 

6|IT活用:軽量で現場向きに
• ルート最適化:地図アプリのお気に入りで“ルートテンプレ”。
• ステータス共有:訪問開始/終了のワンタップ運用。
• ボイス記録:移動中は音声入力→後で清書。📱

 

7|現場ケース:午後の渋滞で崩れるシフト
• 課題:15時台に遅延連鎖。買い物代行が長引く。
• 対策:買い物代行を午前へ移動、午後の予備枠を増やす。地図テンプレで渋滞回避。
• 結果:定時内完了率が82%→93%。ヘルパーの疲労感が軽減。🌟

 

8|今日から使えるチェックリスト ✅
☐ ブロック地図と予備枠を用意したか。
☐ 標準時間+バッファをカレンダーに反映したか。
☐ キャンセル/延長/緊急の基準を明文化したか。
☐ 朝夕の“同期”で最新情報を回したか。

 

9|まとめ
“詰め込むほど成果が出る”は幻想。地図×バッファ×標準時間で、燃え尽きを防ぎながら質と生産性を両立しましょう。⏱️

 

 


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第25回訪問介護雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社陽葵、更新担当の中西です。

 

 

育成を日常業務に埋め込む 🎓

 

“忙しいから研修できない”ではなく、忙しいから研修する。訪問介護は単独行動が多く、スキルのばらつきが品質に直結します。同行→実地→振り返り→再訪問の小さなサイクルを日々回し、“現場で学ぶ”を標準化しましょう。評価とフィードバック、教育コンテンツの作り方、OJTの守り方まで具体化します。📚

 

1|育成の設計図:3階建てモデル
• 1階:必須の安全スキル(手指衛生、移乗、更衣、入浴、排泄、感染対策、緊急初動)。
• 2階:自立支援スキル(声かけ、環境調整、道具の活用、記録の型)。
• 3階:専門拡張(認知症ケア、BPSD対応、看取り、家族支援、連携)。 → 評価は“階ごとに合格ライン”を設定(チェックリストで可視化)。✅

 

2|OJTの標準フロー(90分の型)
1) 目的共有(10分):本日の学習目標を1つに絞る(例:入浴時の“声かけ”)。
2) 観察同行(30分):先輩が実施、後輩は観察項目表を埋める。
3) 実施(30分):後輩が実施、先輩は良い点3/改善1をメモ。
4) 振り返り(20分):KPT(Keep/Problem/Try)で次の一手を決める。 → その場で記録し、写真1枚を添えると再現性が上がる。📷

 

3|フィードバックの言語化(そのまま使える)
• 事実→影響→提案の順で。「タオルを先に温めていました(事実)。Bさんが“気持ちいい”と笑顔になりました(影響)。次は声のトーンも少し低く始めてみましょう(提案)。」
• 良い点3:改善1で“伸ばす”文化に。👏

 

4|評価の仕組み:見える化と公平性
• 技能チェック表:各スキルを観察可能な行動に分解(例:立位介助5項目)。
• レベル定義:Lv1=指示で実施、Lv2=自立実施、Lv3=他者に教示できる。
• 合格ライン:1階はLv2必須、2階は半分以上Lv2、3階は一部Lv3を目標。📈

 

5|教育コンテンツを“自家製”する
• 短尺動画(2〜3分):スマホで撮影、手元と声かけを中心に。編集は最小限。
• ワンペーパー:手順・注意点・チェックポイントをA4一枚で。現場で見返せる形に。
• 失敗集:ヒヤリ・ハットの“学びの宝庫”。再発防止と教育を接続。💡

 

6|守るべきOJTのルール(安全と尊厳)
• 二重チェック:誤薬・金銭・鍵の取り扱いは指差し確認。
• 同意:本人・家族に研修の趣旨を説明し、了承を得る(感謝の言葉を添える)。
• 境界線:プライバシー・写真の扱い(顔や氏名が分かる物は写さない/モザイク)。🔐

 

7|現場ケース:入浴拒否の見立てが合った日
• 学習目標:拒否の理由翻訳と環境調整。
• 実施:後輩が“寒さ”の仮説を立て、脱衣所の先暖房とタオル温めを提案。
• 結果:清拭から全身浴へ。先輩が良い点3:改善1でフィードバック、動画を共有しチームの標準に。

 

8|今日から使えるチェックリスト ✅
☐ 本日の学習目標を1つに絞ったか。
☐ 観察→実施→KPTで振り返ったか。
☐ 技能チェック表でレベルを可視化したか。
☐ 写真/動画/ワンペーパーで再現性を高めたか。

 

9|まとめ
育成はイベントではなく仕組み。小さなサイクルを毎日回し、“良いケアの型”をチームの共通言語にしていきましょう。🎓

 

 


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第24回訪問介護雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社陽葵、更新担当の中西です。

 

 

現場視点で押さえるアップデート 📚

 

制度は変わり続けます。最新の告示・通知は一次情報で確認しつつ、現場では「要件の翻訳」→「運用の整備」→「証拠の残し方」の3ステップで迷いを減らしましょう。具体的な読み方、加算要件の落とし穴、監査に強い“見える化”を紹介します。🧭

 

1|一次情報の見方(迷子にならないコツ)
• 何が変わったかを表で比較(旧→新)。
• “目的”を読む:なぜ変更された?(自立支援、重度化防止、連携強化 等)。
• “現場の行動”に翻訳:記録様式・連携頻度・研修内容を具体化。📄

 

2|加算要件の“あるある落とし穴”
• 同意書・説明の抜け:テンプレを面前で読み上げ、日付と署名を明確に。
• 算定日・期間のズレ:カレンダー運用で起算日を見える化。
• 記録の整合性:計画書と経過記録の言葉合わせ。用語を統一。
• 連携の証跡:SBARメモやメール/FAXの控えをファイル化。🗂️

 

3|“運用の整備”は5点セット
1) チェックリスト:要件を1枚に要約(該当/非該当)。
2) テンプレ文例:説明書・同意書・引き継ぎメモ。
3) 台帳:算定日・対象者・期限・担当を一覧で。
4) 教育:朝礼5分で1要件ずつ共有。
5) 監査ごっこ:月1回、自分たちで抜き打ち点検。🕵️

 

4|ケースで学ぶ“要件の翻訳”
• 連携強化系:月1の共同ノートとカンファ記録で証跡を残す。
• 口腔・栄養系:食事量・口腔ケアの写真記録を週1で共有。
• 認知症支援系:ABCDE記録で対応の再現性を示す。📊

 

5|周知と合意形成(ケアの質を下げない工夫)
• 家族への説明:算定のためではなく安全と自立支援のためと伝える。
• スタッフへの動機づけ:“書類のための書類”をやめる。現場で役立つ記録に。

 

6|監査・指導に強くなる“整える順番”
1) 実態の棚卸し:今やっていること/やれていないこと。
2) 要件とのギャップ:赤字で可視化。
3) すぐ直せることから:様式・台帳・掲示物。
4) 教育→定着:朝礼・同行・ミニテスト。🧩

 

7|今日から使えるチェックリスト ✅
☐ 変更点を表で比較し、現場の行動に翻訳したか。
☐ 加算要件を1枚チェックリストにしたか。
☐ 証跡(SBARメモ・写真・台帳)をフォルダで整理したか。
☐ 月1回の“監査ごっこ”を実施したか。

 

8|まとめ
制度は“読むだけ”では成果になりません。翻訳→運用→証拠の3ステップで、現場の質と算定の安心を同時に高めましょう。📚

 

 


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第23回訪問介護雑学講座

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職員を守る仕組みと振る舞い 🛡️

 

“支える人を守る”のは組織の責任。暴言・威圧・セクハラ・経済的搾取などのハラスメントと、虐待の疑いに対して、予防(仕組み)→初動(距離と記録)→報告(ルート)→再発防止の型を作ります。🧱

 

1|リスクの見取り図
• 場:狭い居室・閉め切った浴室・夜間帯など。
• 関係:依存・境界の曖昧さ・家族の負担増。
• 行為:暴言、威圧、身体接触、個人LINE交換、金銭や物品の要求。💬

 

2|予防=“境界線”の共有(採用・研修で明文化)
• 金銭・通帳・鍵は触れない。受け取りは第三者立ち会い。
• 個人連絡先を渡さない。連絡は事業所窓口のみ。
• 贈答は受け取らない/高額は辞退(規程を文書で)。
• 同性介助/複数訪問の選択肢を常備。🧑‍⚕️👩‍⚕️

 

3|初動:距離・時間・言葉(DTT)
• Distance:1歩下がる、ドアを開ける、同僚に合流。
• Time:話題を切り替え、“今はこの話はできません”と伝える。
• Talk:低い声量の短文。「本日はここまでにします。続きは事業所からご連絡します。」
• 記録:事実を時系列で。発言は引用で残す。📝

 

4|報告と通報(迷わないルート)
• 社内:上長→管理者→ケアマネ。当日中に共有。
• 外部:地域包括/自治体窓口。生命・身体の危険があれば110/119。
• 虐待の疑い:ためらわず相談。事実の記録が力になる。📣

 

5|再発防止:配置と運用を変える
• 複数訪問を原則化、訪問時間の短縮、同性介助へ切替。
• 同行研修で言い回し・距離の取り方を練習。
• “終了の選択肢”:契約上の手順に沿って、サービス提供の可否を見直す。📝

 

6|職員のメンタルセーフティ
• 振り返りデブリーフ:事実→感情→学び→次の一手。
• 相談窓口:匿名でも報告できる仕組み。産業保健・EAPの活用。
• 休息:配置換えや有休で“心の腫れ”を引かせる。💗

 

7|現場ケース:セクハラ発言が続くRさん宅
• 初動:その場でDTT、同行者を増やし、同性介助へ。
• 運用:時間短縮・複数訪問・記録を管理者へ日次共有。
• 結果:発言が減少。再燃時に契約見直しの条件を事前説明。🛡️

 

8|今日から使えるチェックリスト ✅
☐ 境界線ルールを採用・研修で明文化したか。
☐ DTT(距離・時間・言葉)を練習・共有したか。
☐ 報告・通報ルートを“壁貼り”したか。
☐ 配置や訪問形態を柔軟に変更できる運用にしたか。

 

9|まとめ
“支える人を守る”組織は強い。境界×初動×報告×配置の型で、安心して良いケアに集中できる環境を作りましょう。🛡️

 


株式会社陽葵では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

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